炎上プロジェクト1日体験記
とある炎上プロジェクトの支援にいってきました。
開発ルームは人数が多い割には狭く、ノートPCを置いたら他には物が置けないような狭い机で作業していた。
短納期
とりあえず最初の「今日が納期です」の言葉に驚きつつも、今日中に対応しなければならないといわれた箇所について、担当の開発者と話をして問題点の洗い出し、不具合の原因調査に取り掛かる。
15年以上前の開発現場
いまどきバージョン管理システムが入ってないとか・・・いつの時代ですか?
他部署からのバグ報告も全部口頭?
BTS(バグ管理システム)が入ってないところはあるけど、そういうところでもEXCELで管理していたりしますよね・・・
リーダーがド素人
「去年入ったばかりで、今までソフト開発してなかったんですよ。」
なるほど・・・それで全部開発者任せにしているわけですね・・・。
(自分ではまったく作れないから)
リーダー迷言
「ここが不安なんですよ」「ここ大丈夫かなぁ・・・」
そんなに不安なら自分で動かせよ。
「これ何でした?この機能触ったことない。ははは」
今日リリースだろ!?笑い事じゃねーよ。
指揮命令系統の混乱
指示がリーダーのみならず、あちこちからくる。(口頭や電話で)
ガンガンかかってくる電話にイチイチ対応しなければならず、そのたびに作業の手が止まる。
「これが優先と聞いていたのですが・・・」
「なに言ってんだ!こっちが優先だ!」と怒鳴られ、右往左往する開発者。
ナニシテルンデショウカ・・・
無事リリース完了。もう呼ばないでね!
徹夜で作業を行って朝、リリース完了。
思い返して考えてみれば「失敗しない理由の方が見当たらない」ようなダメプロジェクトであった。
(渦中(火中)の中にいる本人たちは気づいていないのだろうが)
また来てほしいみたいなこと言ってたけど、もう来ないよ!!
あー・・・得られたものはなにもなかったな・・・
仕方ない。ブログのネタにしよ。