WindowsのPHPでPECL(のpecl_http)をインストールする方法
前々回の記事 WindowsのIISでPHPを動作させる方法 の続き的な記事です。
pearのインストール方法については前回の記事 をご覧ください。
1.DLLをダウンロード
Windowsの場合、PHPインストールフォルダのextフォルダにDLLを配置し、php.iniに記述を追加すれば使えるようになります。
pecl_http(php_http.dll)を使用したいので、まずはこのファイルの有無をチェック。
・・・インストールパッケージには無し。ZIP版の方にも無し。
※ここで対象のDLLを発見できたら次の2.INIファイルの設定へ行ってOKです。
PHPのページを見るとここにいろいろあるっぽい。
http://windows.php.net/downloads/pecl/releases/
対象のファイルはここにありました。
http://windows.php.net/downloads/pecl/releases/http/2.0.1/
nts(Non Thread Safe)のvc9-x86を選択しました。
(IISはnts版をおすすめされているので。vcのバージョンはphpinfo()で見れます)
2.iniファイル修正
ファイルが取得できれば後は簡単。php.iniに以下の記述を追加
extension=php_http.dll
php.iniの場所もphpinfo()で確認できます。
VCのバージョンが間違っていたりするとDLLが動かずエラーになります。
phpinfo()も動かない場合にはDLLを疑いましょう。
なお、IISではiniファイルを修正した後、設定を反映させるためにはIISを再起動するか、アプリケーションプールをリフレッシュさせればOKです。
(気軽に再起動できない環境の場合にはリフレッシュを使ってください)
それでは楽しいPHPライフを!